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ジョガーFの世界

このブログは2010年4月から、小説を読んだ後の記録用に使うことにした。

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沈まぬ太陽「第4巻」


朝夕の通勤時間での新聞をやめて文庫本を読もうと決めて早、4週間。

お世辞にも読書家とは言えない、まして文庫本で小説などとはめっ
たに読まない男なのだが、まあ、言わなきゃいいのにこんなの自慢
にならないが、それはさておき、早、4巻を読み終え、面白いので、
プラスアルファの時間が増えて1週1巻のペースが上がった。

明日には「第5巻」も読み終えるだろう。その時もアップしよう。
(1冊、約500ページの文庫本を苦も無く読むようになったjyogarも
何とかagorianらしくなったカモ・・・・・苦笑)


さて、1,2巻は組合問題だの(jogarは労働組合など存在しない
組織できたので、いまいち実感がわかない)中近東、アフリカでの
生活ということで全く、別世界の人物の話だった。ある程度、例の
会社をモデルにしているとはいえ、いかにも小説を読んでいる気分
だった。
ついつい、自分や自分の家族と比べたら、世界がレベルが違い過ぎ
るなぁ~、と。

ところが、第3巻を読むと、これは、「御巣鷹山」での事故の報道等
や当時の出来事が見事なくらいに蘇った。
これはもう、小説などというものではなく、前回も書いたが、まさに
「事実の記録」という印象を強く受けた。
1,2巻とは全く違う小説を読んでいる気分にもなった。

そして「第4巻」。 果たしてこれも「事実の記録」という感覚でいい
のだろうか。「第3巻」のようにまるで(一部は)ドキュメンタリーとい
っていい程ではないにしても、やはり、基本の部分はそうなのだろう。

利根川総理(中曽根)  道塚運輸相(三塚)、
国見会長(カネボウ:伊藤氏)、田沼元総理(田中角栄)
永田元総理(福田元首相)、竹丸(金丸)、・・・・・・・

これらは容易に推察できる。

一番、呆れるのは、事故後に国民航空の新たな社長、、副社長、
そして、子会社で好き放題やってる某社長やとにかく、彼らに関
わる諸々の人物。

これらは、ほぼ実在の人物なのだろうか。

あの事故の後に社長、副社長になった人物、また彼らに限らず、
日航関係者は果たしてこの小説をどのような気持ちで読むのだろう。

「沈まぬ太陽」の映画化では日航関係者から反対云々の話も聞いた
が、そういうレベルの問題ではないように思った。

彼らや彼らの関係者は恥ずかしくて生きていけないのでは?。
あるいは、名誉棄損・・・とか、そういう話は聞いたことはないが。
しかし、大半が作り話ということはないであろう。

「第5巻」を読み終えるまで、あと150ページ。今日明日でノンビリ
イロイロやりながら、明日には「第5巻」の感想を書いて、今回の
シリーズは The end としよう。

それにしても、山崎豊子も天才のひとりなんだろうなぁ~。
 

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